BaGa4Se7 結晶

DIEN TECH (中国)
新しく開発されたIR非線形光学(NLO)材料であるBGSe(BaGa4Se7)という高品質の結晶は、Bridgman–Stockbarger法によって成長されます。
この結晶は、15μm近傍の吸収ピークを除き、0.47〜18μmの広い範囲で高い透過率を示します。
また、粉末法によるSHG特性の評価研究では、BGSe(BaGa4Se7)結晶は、AgGaS2の約2〜3倍の変換効率を示しました。
結晶表面のレーザー損傷閾値は、同一条件下でのAgGaS2結晶の約3.7倍です。

BaGa4Se7を使ったIRレーザーの特長:
Suitable for various pumping source (1-3μm)
Wide tunable IR output range (3-18μm)
OPA, OPO, DFG, intracavity/extravity, cw/pulse pumping

基本物性と仕様:
Space group Pc
Transmission range 0.47-18μm
Major NLO coefficient d11 = 24pm/V
Birefringence @2μm 0.07
Damage threshold (1μm, 5ns) 550MW/cm2
BaGa4Se7結晶は新しい結晶です。 位相整合条件については、例えば次のような研究があります。
Phase-matching properties of BaGa4Se7 for SHG and SFG in the 0.901~10.5910 μm range, Applied Optics 56(11):2978 · April 2017, KIYOSHI KATO, KENTARO MIYATA, VALENTIN PETROV
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