Ba(NO3)2結晶


誘導ラマン散乱効果は、固体レーザの放射周波数の非線形変換をを可能とします。
Ba(NO3)2結晶は、SRS(誘導ラマン散乱)変換素子として適した結晶です。

チューナブルレーザの周波数範囲を広げるのにも使用されます。
結晶の誘導ラマン散乱は、最近の全固体レーザ技術と互換性があり、
また、大変容易に、周波数変換の方式を小型にします。

ラマン用途に、Ba(NO3)2結晶とKGd(WO4)2結晶を比較しますと、
Ba(NO3)2結晶は、nsを超えるパルスの場合、もっとも適正で、
KGd(WO4)2結晶は、長いパルスの場合、もっとも適正です。
  

■ 結晶特性

化学式 Ba(NO3)2
結晶構造 立方晶,P213
透過帯域 0.35-1.8 um
密度 3.25 g/cm3
モース硬度 2.5-3.0
屈折率@1064nm n = 1.555
ラマンシフト 1048 cm-1
ラマン利得,励起1064nm 11 cm/GW
熱伝導率 1.17 W/mK
∂n/∂T -20×10-6K-1
ダメージ閾値 〜0.4 GW/cm2

KGW結晶(共振効率901.5cm-1)及びBa(NO3)2結晶(共振効率1048.6cm-1)のラマン波長は、次の通りです。

ストークス KGW
励起
@532nm
KGW
励起
@1064nm
Ba(NO3)2
励起
@532nm
Ba(NO3)2
励起@1064nm
代表的
効率,%
1ストーク 558 1177 563 1197 35-70
2ストーク 588 1316 598 1369 20-40
3ストーク 621 1494 638 1599 10-15
4ストーク 658 1726 684 1924 <10
1反ストーク 507 970 503 957 10-30

標準仕様
  Ba(NO3)2結晶 KGW結晶
表面品質,scr/dig 40/20 10/5
平面度 @633nm λ/4 λ/8
最大形状,mm 10×10×100 10×10×80


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