テラヘルツ波 発生器&検出器

PCA − Photoconductive Anntena for THz Applications


光伝導アンテナ方式により、
テラヘルツ波を発生&検出します。



励起波長:800nm〜1550nm
発振周波数: 0.5THz〜2THz




テラヘルツ波発生器&検出器(PCA)は、金属製の接触面でカバーされた低温成長型GaAsまたはInGaAs薄膜構造です。時間領域測定用の、光学励起したブロードバンドなテラヘルツ波の発生・検出や、フォトミキサーなどの用途があります。
一般的には、発生器・検出器の電気接触面に交流電圧を供給し、ロックイン測定を行います。

テラヘルツ波発生器&検出器の重要なパラメータは、次の2つです。
1)長さ(l)(共振条件下での望ましい発振周波数を決定)
2)ギャップ距離(g)


テラヘルツ波発生器&検出器は、超半球シリコン基板レンズ、または非球面シリコン基板レンズと一緒にご使用いただくことで、THz波を効果的に取り出すことができます。

製品ラインナップ
PCA1 :
バタフライ(単一ギャップ)型テラヘルツ波発生器&検出器
PCA2 :
パラレルライン型テラヘルツ波発生器&検出器
PCA3 :
ボウタイ型テラヘルツ波発生器&検出器
SPCA :
対数スパイラル型ブロードバンドテラヘルツ波発生器
Finger Gap PCA :
フォトミキシング用フィンガーギャップ型テラヘルツ波発生器&検出器
iPCA :
アレイ型テラヘルツ波発生器&検出器
(高出力用の大開口部のマイクロレンズ組み込み品)

アレイ型の発生器&検出器はiPCAという名称で、BATOP社が特許を取得しています。


 マウント方法

 φ25.4mmの黒色アルミニウムマウント
  事前配置済みの超半球シリコンレンズ(直径φ12mm)
(または非球面フォーカシングシリコンレンズ)
  1m長の同軸ケーブル(BNCまたはSMAコネクタ付き)
 
 シングルモードファイバファイバカップル、FC/PCまたはFC/APCコネクタと、
 BNCまたはSMAコネクタ付、ファイバ長1m

 または、マウントなし(チップサイズ:2mmx2mm、厚み625um)
            銅の接着パッド(300umx650um)付き

 他マウントオプションにつきましては、BATOP社HPをご参照下さい。



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