エルビウムドープファイバとEDFA製品
光ファイバアンプ用のDF1500ファイバ

・　高い効率　　　　　　　　　　　　　　　　・　コストパフォーマンス
･　980nm又は1480nm励起　　　　　　　・　C又はLバンドに最適化

エルビウムドープファイバ増幅技術は、世界中の日常的なサービスとして、何千もの商業システムと共に
驚くような速度で成長を続けています。
3種類のエルビウム-アルミナ・ドープファイバは、通信産業の尽きることのないバンド幅と出力増加への要求を、
EDFAの設計者や製造者が満足できるように設計されています。

DF1500F-980とDF1500F-1480は標準的な「C-バンド」ファイバで、1530nmから1565nmに利用できる利得があります。
DF1500L-980はDF1500Fの2倍以上のエルビウム濃度で、変換効率での犠牲を最小限にした上で、
比較的短い長さのファイバで構成される1600nm付近での「L-バンド」EDFAを可能にしています。

性能は詳細な構成やEDFA設計によって大きく異なります。しかし、量子効率70%とノイズ5dBが通常は得られています。

利得ファイバ、励起WDMと信号ファイバの間の安定した低損失の接続能力は、EDFAの性能を決める
重要な要因の一つです。
高い接続損失は、大切な励起エネルギーを無駄にするだけでなく、雑音を増加させる後方反射も増加させます。
全てのDF1500シリーズのコア構成は、モードフィールドの拡大を促進し、優れたコア-クラッドの同心性があるときには、
典型的な接続損失値として励起WDMと信号ファイバへの接続でそれぞれ0.1dB, 0.2dBより優れた値が得られます。

■　仕様
- DF1500F-980 DF1500L-980 DF1500F-1480
カットオフ波長 900nm - 970nm 1300nm - 1450nm
N. A. 0.22 - 0.24
モードフィールド径 3.5um(980nm), 5.9um(1550nm) 5.3um(1480nm)
5.5um(1550nm)
励起波長 4.5 - 5.5dB/m 11 - 13dB/m 2.8 - 3.8dB/m
プルーフテスト 1% or 2% (100kpsi or 200kpsi)
バックグラウンド損失 <10dB/km <40dB/km <10dB/km
クラッド径 125um±1um
コア偏芯 <0.75um
コーティング径 245um　(標準）
コーティング 2層アクリレート

「EDSim」　EDFAモデル化ソフト　NEW

光増幅ファイバには、モデル化のためのパラメータが添付されており、製品を評価すると共に費用のかかる
実験なしにEDFA設計を最適化することができます。
これらのパラメーターは、市販のソフトウエアでも有効です。
また、www.fibercore.comで「EDSim」を無料でダウンロードすることもできます。

EDSimは、使いやすいソフトで、広い範囲のEDFA構成や条件でのあらゆるDF1500増幅ファイバの性能を
シミュレーションできます。　
ファイバの利得および発光断面積を用い、EDFAの構成を選択し、励起レーザと受動素子
（イコライジングフィルター、励起WDM等）を指定し、入力条件を入力すれば、
EDSimが波長利得プロファイルとノイズ性能を計算します。

出力データは画像もしくはASCIIフォーマットが選べます。
EDSimは2段の連結されたシステムと共に、128入力チャンネルまでのDWDMシミュレーションも扱うことができます。


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