ポリエチレンポラライザは、回折格子が組合わさっており、透過域で動作します。
ポラライザの格子は基板上に三角形状の溝を形成し、その後一組の溝面上にアルミのメタルコーティングをする事で構成されます。
▼ポリエチレンポラライザの最大透過率および最小不要発振透過率
![](polyethylene_figure1.PNG)
▼ポリエチレンポラライザによる偏光角度![](polyethylene_figure2.PNG)
ポリプロピレンポラライザ
ポリプロピレンポラライザは透過型グレーティングでもあり、正弦形状の断面の一部にアルミのメタルコーティングを施すホログラフィック技術を用いて製造されます。
▼ポリプロピレンポラライザの最大透過率および最小不要発振透過率
![](polypropylene_figure3.PNG)
▼ポリプロピレンポラライザによる偏光角度![](polypropylene_figure4.PNG)
水晶ポラライザ
水晶基板に微量の金を蒸着させたポラライザです。フィルムタイプのポラライザと比べ、水晶ポラライザはイメージングや高出力レーザ用途において優れた特性を持っています。
▼水晶ポラライザの最大透過率および最小不要発振透過率
![](crystalquartz_figure5.PNG)
▼水晶ポラライザによる偏光角度![](crystalquartz_figure6.PNG)